医学部を受験するなら絶対に知っておきたい!面接対策【まとめ】
- 2019.01.07
- 小論・面接対策
医学部の面接対策
医学部の入試ではどの大学も面接を実施している。
ただ、受け答えが苦手な人もいるのではないだろうか。
質問された時に頭が真っ白になり、答えが出てこなかったりすることも十分に考えられる。
確かに面接は緊張するものだが、しっかり対策さえすれば乗り越えることも難しくはない。
特に重要なポイントは、詰まらずに答えられるようにする点だ。
後述する医師になりたい理由と志望動機を除き、答えの質自体は大して重要ではない。
詰まらず受け答えできるようにすることが大切だ。
もし答えに窮すると面接官の心象も悪くなってしまう。
そのため、受け答えできるように練習したり、医学部面接試験対策としてのシミュレーションをしたほうが良いだろう。
よく聞かれそうな質問は最低限押さえておく
しかし、質問内容が分からなければ詰まってしまう可能性がある。
いきなり想定と異なる質問を投げられたら、答えが出てこないだろう。
そこでしっかり答えられるなら良いが、そううまくいかないのが実情だ。
だからこそ、面接で聞かれそうな質問は押さえておき、答えを事前に考えたほうが良い。
例えば以下のような質問をされる可能性がある。
いずれも医学部の面接では定番の質問だ。
- 医師を目指す理由
- 志望理由
- どんな医師になりたいか
- 医療関係のニュースについて
少し珍しい質問も見られるが、以下で詳しく解説する。
医師になりたい理由
まず答えられるように対策しておきたいのが医師を目指す理由だ。
どの大学でも必ず聞いてくる質問である。
人それぞれ医師を志す理由はあると思うが、それを言葉にして言えるだろうか。
内に秘めていても、言葉にして発することは非常に難しいものだ。
しかし、医学部の面接では必ず医師になりたい理由を聞
いてくる。
その時に答えが出てこないと、本気で目指す気があるのか疑われてしまうおそれがある。
合格に悪影響を及ぼしかねないため、なぜ医師を目指すのか答えられるよう準備しておこう。
もちろん理由が明確でなければ答えるのは難しい。
理由が曖昧な人は少ないと思われるが、もしはっきりしない時は理由を明確にし、自信を持って堪えられるようにしよう。
志望理由
その大学を志望した理由も聞かれるので注意が必要だ。
これも明確に答えられなければ面接が厳しくなる。
どうしてその大学を受験したのか、なぜ選んだのかといった志望動機は、医師になりたい理由に次いで重要性が高い。
人によっては単なる滑り止めだったり、必要偏差値が低めだから受験したケースもあるだろう。
だが、こうした理由はネガティブに捉えられる(当然だが)。
より前向きに、その大学を受験したきっかけを考えてみよう。
「教育理念に魅力を感じた」など、様々な理由が出てくるはずだ。
理想の医師像
「将来どんな医師になりたいですか?」のように、自分が目指す医師像について聞かれることもある。
医師を志すのであれば、自分の将来の姿を思い描いたことが一度や二度はあるだろう。
それを言葉にして、面接官へアピールすることが大切だ。
ただし、医師になりたい理由や志望動機ほど内容の質を気にしなくても良い。
興味を持つ面接官は多いが、受け答えが下手だからといって注意されることはない。
合否に与える影響も軽微だろう。
何よりも熱意のほうが重要である。
淡々と理想像を語るよりは、多少なり熱がこもっているほうが良い。
やる気や強い意志をアピールできるので、好印象を与えることができる。
面接官も熱意ある学生を取りたいと考えているため、答えの質より伝え方を意識するべきだ。
最近起きた医療関係のニュース
これは大学によるが、最近の医療関係のニュースについて質問される場合もある。
○○というニュースを知っているか、知っているならどう感じたか、といったことを聞いてくるのだ。
この質問も丁寧に答えられる必要は無い。
ただ、そのニュースのことを把握していないと、質問された時に困ってしまうだろう。
こうした事態を避けるためには、日頃からニュースをチェックしておくことが重要である。
新聞やネットのニュースを毎日確認するのはもちろん、自分なりに考察してみるのがおすすめだ。
ただ、医療関係のニュースはしか質問されないため、他の分野のネタはチェックしなくても良いだろう。
面接時の最低限のマナーは必ず押さえておく
医学部の面接でよく聞かれる質問は以上だが、受け答えができるだけでは意味がない。
面接時のマナーや態度にも気を付ける必要があるのだ。
仮に受け答えが完璧でも、マナーが悪いと悪印象を与えてしまう。
最低でも以下の5つは覚えておこう。
- 入室時は必ずドアをノックする
- 「失礼します」と一言添えてからドアを開ける
- 面接官に着席を促されるまで座らない
- 座った後、男性は膝の上に手を置き、女性は膝の上で手を組む
- 背筋を伸ばして座る
特に重要なポイントは入室前後だ。
ドアをノックしてから開けることや、着席を促されてから座ることを忘れずに。
最初から躓くと後々に響く影響がある。
手を置く場所や背筋にも意識を向けよう。
男性と女性で手の置き方が違うので注意してほしい。
もし面接が苦手な場合、何度も練習することをおすすめする。
医学部予備校の講師にレクチャーしてもらったり、学校の先生に相談してみると良い。
一人で対策するのは不可能だ。
誰かに相談して、完璧な状態で面接に挑んでほしい。
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