Column

3.Grip


「筒」グリップ

いま命名しました。
「わしづかみ」「わっか」のように言われておりますが、どうやら違うようです。
「ゆるいわしづかみ」は近いです。しかし、つかんでません、のせているだけです。

これに至った経緯を説明するほうが良いかと思います。
アフリカ音楽の影響です。太鼓といえばこれでしょう。
アフリカの太鼓文化で特徴的なものを適当に挙げます。
三日三晩やり続けても平気。  
叩くという動作をまったく意識していない。
「腕の振り上げ量」=「音量」ではない。
音符、休符、拍、小節の概念はない。
言語の代用。遠距離通信手段(安全?危険信号、挨拶、世間話まで・・・これすごい)。
自然体、直感のみ。
乳幼児からほとんど上記の状態(ってことは体格や人種はあまり関係ないのかも・・・)

理屈的な構造の説明をします、
トイレットペーパーの芯の中のスティックをイメージしてください。
円柱である芯=手の状態です。親指?人差し指で上の輪(前の輪)があり、
小指?手のひら下部で下の輪(後ろの輪)ができます。
静止の状態は、1.内側の面でのせる。2.前の輪、後ろの輪どこか2点が触っている。
スティックに二つの輪のうちのどこかがぶつかります、遅れてもう一方の輪の対角線上にもぶつかります。
スティック先端のスピードが上がります、結果大音量です。

別の見方から説明します。
ストーンキラーという奏法があります。
奏法というほどのものとは思いませんが。
リバウンドを拾い中指とかではじき返すのものです
基本的に親指と中指(薬指もあり)の二点の接触があるのみです。
支点は多分その真ん中あたりで指の触っていないところにあります。

私の通常のグリップは手でつかんで(つかんでいませんが便宜上・・・)いますが、
原理的にはストーンキラーそのままです。

手のどの部分が接触しているか?
常にに接触している部分はひとつも無いのが現状です。
全部の部分に接触する可能性もありです。

剛性という話で質問もきますが良くわかりません・・・
多分無剛性です・・・

効率よくするには、歩く、走る、手を振る、旗を振る、かき混ぜる、歯を磨く、など日常の動きで十分、
それ以上の動きは無駄および演技ということになります。

回転運動が起こっているはずで、直線的動きや2次元的回転などはしていないはずで、
上下左右上下の広がりをもった流動的な3次元的な回転です。
これを利用すれば1センチぐらいの動きで大音量を引き出せます。
この動きの早さだけ速さを変えれば音量をかえられます。

極小音量は手の上に乗せたままヘッドに近づけるだけ(握りません、包みません)。
後は、スティックのた動きたがる方向を知ること=リバウンドを利用できます。

支点はどこか?=支点の移動でスティックはリバウンドできなくなります。
ダウンストロークで握って止める必要がありません。

アップストローク(楽器移動のために)では下の輪のどこかでぶつけます=握って引き上げる必要はありません。

しかしながら、  
アップ、ダウン、タップ、フルは関係なくなります。

例外

いくつかあります。

全くリバウンドのないところ。

シンバルのエッジ、カウベルのエッジ、かなりローピッチのドラム、ファクトリーメタルの小サイズ、など
これで早い位連打が必要なとき、
逆の考え方をします、支点を固定したほうが機能します。
いわゆる親指と人差し指とで支点を作りほかの中指と薬指でコントロールします。
よく教則本に載っている手の形です。
必要なとき以外はやらないので頻度は低いです。

タムのミュート

中南米の方々に多いです。
押さえつければ音は止まります。
この場合、ヒットと同時に手をを握り締めるしか方法がありません。
筋肉使います。
ただし極力使わない方法はあります。
ヒット寸前まではいわゆるモーラー的なもの、
ミュートしてから(押さえつけてから)もモーラー的動きは続けることです。
内回り、外回りの動きが続くことによって、多少の衝撃、握り締めの緩和になります。

ブラシの場合

しなりがある構造なので、普通のモーラーでは結構情けない音になります。
アタックの強い音が欲しい場合(スティックで叩いたような音)があり、
あえて握り締めて寸止めします。 
連続するとかなり握力的筋肉を消耗します。
しかし音のためには仕方がありません。
結構使っています。

補足

その1 

なぜ指先がのびていないか?

手が脱力しているとこうなるはずなのですが・・・
指?指先、手全体が脱力していますので、
(など)モーラーの動きによる遠心力が指先に向かって働き、
指(手)が開いてしまい、ホールドできなります。
(水を切るときそうなるでしょ。)

指を使う(ストーンキラー、フリーグリップ、フィンガーストローク???において)
=スティックは指先のほうにある
=指先はは伸びている
関係ないです。
指の根元つまり第二関節より内側を使っても普通にできます。
見た目握ったまま(手は閉じたまま)に見えますが何でも可能です。

その2

モーラーというと腕の回転等の動きをもって・・・・との説明になりますが、
その動き云々は手の中だけでも可能です。
仮に腕を固定されても、おなじ系統の奏法、動きは可能です。

その3
動き、奏法、音楽のあり方、心がけ、存在等
意識がそちらのほうに行くということは、
音がちゃんと聞こえていない時間を自らが作り出しているということ。

音楽が人、人、ひと、に伝わればそれでOK、
奏法などどうでも良いです。

文字で説明のほうが難易度高いね・・・

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